クニエ漫画グランプリ2021
クニエ漫画グランプリ2021

テーマ:仲間 『仲間のシカク』

第1話
かつての漫画家仲間が集まったのは、仲間の一人・川崎の死がきっかけだった。数十年ぶりの再会の場で、人気作家になった人間とそうじゃない人間の格差やマウンティングを目の当たりにして嫌気がさした平塚の前に、死んだはずの川崎が現れてーー。
第2話
平塚の前に現れた、死んだはずのかつての漫画家仲間・川崎。平塚は夢だと確信するが、最後に会った日、連載の打ち切りが決まった自分に同情で食事をおごったのか、と怒りをぶつけーー。
第3話
死んだはずの漫画家仲間・川崎の幻覚と話をする平塚。川崎に、「もしこれが夢じゃないとしたらどうする?」と尋ねられ…。
第4話
眠り込んでしまった平塚を家まで送り届けた鹿島。昔と変わっていない平塚の部屋で、死んでしまったかつての漫画家仲間・川崎との思い出に浸り……。
第5話
「オレはお前のこと 仲間だなんて思っちゃァいない」かつての漫画家仲間・川崎にそう告げる平塚。でも、本心は別のところにあって……。
第6話
目が覚めて、これまで川崎と話していたのはすべて夢だったと気がついた平塚。かつての仲間と川崎への後悔を語り合っていると……。

『作者紹介』

もりた毬太
@moritamarita

漫画家・漫画原作者。
そろそろ表舞台に返り咲きたい元週刊連載作家。
現在は新作長編や近況エッセイをTwitterコミチで公開中。
好きな物語は、練り込まれた複雑な話や切ない話。
クニエ漫画GP2021第一次審査を通過した作品はこちら

クニエ漫画グランプリとは?

才能のある漫画家の発掘と育成を目的とした漫画グランプリです。

クニエは、日本のサブカルチャーであり、
世界各国にファンを生みだしてきた漫画をかねてより応援してきました。
世界には、漫画を通して日本を知り、日本に興味を持つ人々が数多くいます。
漫画が日本文化の浸透に果たした役割の大きさは計り知れません。
しかし、才能があるにもかかわらず埋もれてしまっている作品や漫画家も多いのが現状です。
才能ある漫画家が世に出るチャンスを増やし、
漫画を描くことで独立できる社会に向けた一助になれば。
そのような想いから、『クニエ漫画グランプリ』はスタートし、今回、第2回を数えます。

受賞作決定までの流れ

テーマに沿った短編を一般応募
(参加者は6つのテーマから一つ選択)
一般公募作品はコミチでチェック
最終選考まで残った優秀作品はコチラ
全応募作から各テーマ1作品を選定し、
計6名をグランプリ候補としてノミネート
9月よりグランプリ候補6名による連載スタート
期間中、シャープさん・たらればさんによる
「寸評」を随時公開
審査員による審査およびSNS投票により、
グランプリ・クニエ特別賞・SNS読者賞の
3賞を決定

賞金と選定方法

グランプリ

友だちに、おもしろいから読んでみてと感動を分け合いたくなる作品で、大いなるポテンシャルを感じさせる作品に授与

クニエ特別賞

漫画家が作品に込めた”情熱”がいちばん感じられ、心を揺さぶられる作品に授与

SNS読者賞

6か月の連載終了後、クニエ公式Twitterアカウントにて読者投票を開始!最もリツイートが多かった作品に授与