News Release
「責任ある人権サプライチェーン(RBSC)構築支援サービス」提供開始
サステナブルなバリューチェーンの実現に向け、
業務の専門性と現場の知見を備えた
コンサルタントが
構想策定から
実装までを支援します。
ESG経営、CO2排出量削減などの経営課題の変化や、AIや自動化を加速させるテクノロジーの進展により、企業を取り巻く環境は劇的に変化しています。その中でも製造業はグローバル競争、環境や人権に係る法制度への対応、人材難、働き方の多様化などの課題に直面し、その解決を迫られています。
従来からのコンサルティングアプローチは、開発期間短縮、在庫削減、原価低減などの特定テーマや、営業や調達などの業務機能・特定組織単位、あるいは、ERPなどのシステム導入といった切り口が主体でしたが、クニエでは、バリューチェーン全体を包括的に捉えた解決策を重視しています。
改革プロジェクト後に起こる戦略変化や業務変化、時代変化を想定して、お客様の真のトランスフォーメーションを支援することがクニエのコンサルティングの特徴です。SDGsへの取り組み、デジタル前提のオペレーション、労働人口減少などを考慮し、競争優位性を維持しながら、過去に策定したル―ルや判断基準を自ら見直し、進化させるオペレーションプロセスを組織に醸成させること目指します。
変化する市場や社会課題に非常に早いサイクルで、業務/ITシステムの見直しや改善して運営できる組織の実現を念頭に、企業が直面する個々の課題に対して、その解決を支援しています。
2020年以降、新型コロナ感染症の拡大とそれに伴う各国の抑制措置により、各国企業の生産活動や物流は多大な影響を受け、今なお広範な地域でサプライチェーンの混乱が生じています。また、温暖化を背景とした大規模異常気象の多発や、国際情勢の変化に伴う経済安全保障リスクの増大など、グローバルサプライチェーンは常に寸断リスクに晒されており、この状況は今後も常態化すると考えられています。
こうした状態を背景として、各企業は、サプライチェーン寸断リスクが発生した場合でも「寸断しにくく、万一寸断しても速やかにその機能を回復できる」レジリエントなサプライチェーンの構築と、サプライチェーン管理の方法論見直しを求められています。
内外のステークホルダーが複雑に関与するサプライチェーンの強靭性獲得のためには、物理的な強靭性を追い求めるだけでなく、そのマネジメントの在り方そのものを見直すことが肝要です。豊富なSCM構築支援実績を有するクニエでは、サプライチェーンパフォーマンスを複数観点で定量評価し、サプライチェーンを再設計する業務や環境の構築支援に加え、万一寸断リスクが顕在化した場合には、その影響範囲と期間を瞬時にシミュレーションできる仕組みの導入支援、加えて、サプライチェーン上の寸断リスクを抽出・評価し、継続的な対策を講じるリスクマネジメント体制の構築のご支援などを通じ、サプライチェーンレジリエンスを真に高める施策の実行をサポートしています。
DXの本質はデジタル化の基礎となる、「データ」をどのように収集し、活用していくことにあります。デジタルデバイスの低価格化、IoTをはじめとするセンサリングの技術は、収集・活用可能なデータ量を爆発的に増大させました。また、コンピュータの処理能力の向上は、データ処理をバッチからリアルタイムへと進化させて来ました。
マイケル・ポーターが『競争優位の戦略』で述べている通り、円滑なサプライチェーンを実現するために最も重要なことはサプライチェーンを通じた情報(データ)の共有に他なりません。ほぼすべての企業は、サプライチェーンを他社と共有しています。自社・自部門の「データ」だけでのDXでは、本質的なサプライチェーン改善は不可能であると言えます。企業の境界を超えデータを共有し、さらにはプラットフォームを実現していくことがサプライチェーンのDXの最重要なポイントと言えます。
クニエには、サプライチェーンを跨ぐデータ連携と活用の豊富な経験があります。その中には、一つの企業内の部門横断型、親会社・子会社間、取引先間など様々なケースがあります。
例えば、企業横断型のサプライチェーンマネジメントにおいては、AIによる需給予測を情報連携基盤で連携するためのハード面の構築支援だけでなく、需要予測の実施、需給調整のための会議体の構築、調整プロセスなどソフト面からの支援も行い、効果を実現するまでを伴走しています。
また、データを「繋ぐ」、「溜める」、「見せる」から、データを利用し次のアクションを「決める」ところまでトータルにサポートします。
顧客の求めるものが、従来の「大量生産・大量消費」のモノを前提とした価値観から、社会の中での正しさや、商品に紐づくストーリーのようなコトを重要視する価値観へ大きく変化をしてきています。特に気候変動などへの意識が高いZ世代の消費行動は、購買するものがフェアに取引された、グリーンであることが当たり前であり、従来の安いだけの商品は選択されなくなってきています。
こうした顧客の変化は、小売を終端とするサプライチェーン全体の変革を要求しています。新しい価値観に対応した商品を提供するため、グリーンで持続可能な原料の生産、調達、CO2の排出量を最小化する輸送、搾取や強制労働によらない製造、さらには販売・廃棄に至るまでサプライチェーン全領域における変革が今求められています。
クニエでは、顧客の変化に対応するための取り組み、小売業の変化に対応するサプライチェーン変革のための取り組みどちらもサポートしています。
顧客の変化に対応するためには例えば、グリーン商品の企画、複数企業のサプライチェーンを跨いだCO2の見える化、削減の支援、ファンとのエンゲージメントを志向したECサイトの構築などに取り組んでいます。
小売業の変化に対応するサプライチェーン変革に向けては、直販型のEC企業のサプライチェーンの構想策定、大手チェーンストアのPB部門のサプライチェーン改善などに取り組んでいます。
SDGsが国連で採択されことを契機に、我が国においても、サステナビリティ経営やESG経営への意識が高まっています。企業はそれぞれの事業活動やその重要インフラとなるサプライチェーン構築およびそのマネジメントの仕組みづくりなどを通じてこれら目標に対する貢献を求められています。一方、こうした潮流を一時的なトレンドと捉え表層的な活動に留まってしまい、取り組みが継続できなかったり、十分な効果を得られないケースが後を絶ちません。
SDGs実現に向けた企業活動やサプライチェーン活動は、長期的視野をもって、持続的に市場に求められ続ける企業価値を蓄積する活動に他なりません。自社の利益と社会の利益を両立させ得るイノベーションを、事業活動に取り込んでいく必要があるのです。
クニエでは、SGDsの各目標への貢献を、企業の中長期的な成長施策と捉え、短期的な企業損益とも整合させつつその実現に向けた、革新的な業務プロセス・ソリューションの導入をご支援しています。例えば、SDGs13「気候変動の影響軽減」に貢献すべく、GHG排出量を極小化するサプライチェーン構築支援や排出量シミュレーションの導入支援、SDGs12「持続可能な消費と生産」に向けた、AIによる小売企業の発注精度向上、SDGs17「グローバルパートナーシップ活性化」を促進すべく、業界を跨いだステークホルダーとの互恵的な情報共有を促進する仕組みづくりなど、多様な領域・アプローチでご支援しています。
戦略、業務、テクノロジーの変化を想定し、
エンドツーエンドの高品質なサービスを
提供いたします。
須藤 淳一
シニアパートナー
重工・造船、機械・装置産業担当
荒川 勝彦
シニアパートナー
PLM担当
笹川 亮平
シニアパートナー
SCM/S&OP担当
宍戸 徹哉
パートナー
SCM/S&OP担当
水島 謙作
パートナー
SPA担当
加藤 正憲
パートナー
PLM担当
小川 昌紀
パートナー
ロジスティクス担当
坂本 さやか
パートナー
調達購買・BPO担当
陽 俊彦
マネージングディレクター
重工・造船、機械・装置産業担当
川島 宏之
マネージングディレクター
PLM担当
渡邉 康平
ディレクター
重工・造船、機械・装置産業担当
髙山 直子
ディレクター
PLM担当
依田 隆徳
ディレクター
PLM担当
石垣 嘉文
プリンシパル
SCM/S&OP担当
出端 励治
ディレクター
ロジスティクス担当
水田 吉樹
ディレクター
ロジスティクス担当
野町 直弘
マスタープリンシパル
調達購買・BPO担当
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