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2019.08.15
日本初のMaster Anaplanner
-本当に大事なことは、業務変革をもたらす方法論をもったビジョナリーであること
コネクテッドプランニングの先駆者かつグローバルリーダーであるANAPLAN社は、高い技術的専門性をもつユーザーに、“Master Anaplanner”という資格を与えている。ユーザーのトップ1%にしか認められていないMaster Anaplannerを全世界で300番目、かつ日本で初めて獲得した、クニエSCM/S&OP担当ディレクター、笹川 亮平がサプライチェーンのこれからの展望についてお話しします。
「Master Anaplannerに挑戦するのは、Anaplan日本展開の先頭を走り続けるクニエチームのリーダーとしては自然なことでした」
Master Anaplanner(*)とは、Anaplanが提唱するコネクテッドプランニングを広める先駆者となる技術スペシャリストに認められる資格です。Anaplanユーザーの上位1%という狭き門で、業務変革をもたらしていくための方法論をもったビジョナリーの証でもあります。
これまでクニエは、日本で初めてAnaplanをサプライチェーン領域へ適用し、日本初のAnaplanアプリケーション構築と公開、日本初のゴールドパートナー、と日本マーケットでは初めてのことを連発して、先頭を走ってきています。Master Anaplannerについても、日本にはまだ資格を持った人がいないと聞いて、挑戦しようと考えました。
「既成概念を超えた課題解決にANAPLANを活用する、そのモデリングにはノウハウが必要なんです」
ANAPLANはSCMや会計、人事など、特定の業務領域に縛られず、アイディア次第でさまざまな業務に活用することで、業務改善が見込める柔軟なプラットフォームです。一方で、決まった形がないため、何を実現し効果を出すのかをモデリングすることが非常に難しいものでもあります。既存の業務課題をいかに解決・変革していくのか、これまでの既成概念を見直し、現在のテクノロジーを活用すればどのような
改革が実現できるかを見極めることが重要です。Master AnaplannerはAnaplanのテクニカルな面に優れているだけでなく、DX時代全般の課題解決に対するコンセプト・アプローチをしっかりと理解していることの証明の一つとも言えるのです。
「大事なのは新しい方法論やアイディアを生み出す地力を鍛えること」
我々はコンサルタントとして、業務課題を理解した上で先端テクノロジーの活用を行っています。Master Anaplannerとは、まさに、業務とテクノロジーの両方をお客様の業務改革に生かすことに卓越しているということですので、単にAnaplanのテクニカル部分を習得するためというより、自身のプレゼンス証明の観点でも価値があります。コンサルタントには、新しいアイディアや方法論、スキルを常に高めつづけることが重要ですから。
Master Anaplannerだけが参加できるグローバルなユーザーグループがあり、世界トップレベルの人々とアイディアを交換し、コミュニケーションする機会があるのも大きなメリットです。
効果を上げつつもっと繋がるサプライチェーンには新たな価値創造のポテンシャルがあります
SCMの概念が日本で広まって20年以上経ちましたが、本質的に目指すべき企業間の最適化が進まず、多くの場合、一企業また部門内での効率化の取り組みにとどまっているのがその実情です。多岐に渡るSCMの関連業務、情報、人を繋ぐことが困難であることがその一つの要因と考えられます。Anaplanを始めとした昨今のデジタルテクノロジー、ソリューション、サービスは相互に繋ぐことを前提としつつ、かつ柔軟性を持っています。その活用によって、これまで以上に迅速に効果を出しつつ、SCM全体を段階的に繋いでいく事が可能となってきました。繋いで、組み合わせる事による新たな価値創造を目指して、引き続き努力していきます。
QUNIE SCM/S&OPについて
近年、企業のサプライチェーンを取り巻く環境は、グローバル化・多様化・複雑化が進んでおり、従来では想定していなかったような急激な変化が当たり前のように起こります。その変化は広範囲にわたり、かつ連続的に発生し、サプライチェーンのさまざまな場面において、迅速な計画の見直しや意思決定が求められます。クニエは、次世代グローバルSCMの取り組みに関する豊富な経験をもとに、SCMのグローバル化・変化対応力向上・意思決定スピードの向上などさまざまな角度から、お客さまのサプライチェーンの変革をサポートし、お客さまの企業価値向上を支援します。
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