2020年9月に「人材版伊藤レポート」が公表されて以降、人材に対する注目が高まっています。2021年6月に改訂の「コーポレートガバナンス・コード」には人的資本に関する記載が盛り込まれ、2023年3月期の有価証券報告書より、人的資本指標の開示拡充が要請されました。
今後企業価値を向上させていくには、従来の会計と人事の枠を超えた双方の視点で、現状と将来を捉えることが最重要ポイントとなります。

本動画・資料では、クニエの会計および人事領域における第一線のコンサルタントが、企業価値向上に資する人的資本の重要性に鑑み、どのような取り組みを実施すべきか、解説しています。

【プログラム】
00:00:08　OPENING

00:12:17　第１部
企業価値向上に向けた人的資本経営／ファイナンシャルマネジメント担当
Ⅰ. 人的資本経営の背景
　１. はじめに～人的資本経営の難しさ～
　２. サステナビリティ経営への流れ
　３. サステナビリティ情報の開示の動向
　４．サステナビリティ経営とは
Ⅱ. 人的資本経営を企業価値向上につなげる
　１. 人的資本経営
　２. 人的資本経営のポイント
　３. ポイント①：価値循環的な考え方
　４. ポイント②：経営戦略と人財戦略の連携強化
　５. ポイント③：KPIによる可視化・仮説検証
　６. まとめ ～人的資本経営の磨き上げ～

人的資本への投資は企業価値に直結する情報として、有価証券報告書における開示が始まりました。新たな考え方のため、情報開示への対応や経営管理のあり方など、取り組み方針について悩まれている企業も少なくありません。第1部では、人的資本経営の基本的な考え方を踏まえ、企業価値向上に向けた取り組みのポイントを解説しています。

00:43:31　第２部
組織と人が自律的に成長する！人的資本における業績管理運用の極意／人材マネジメント担当　萩野 亮
　１. 経営/事業戦略に沿った独自性・比較可能性あるナラティブな開示
　２. 人材育成のため業績連動する、明確な期待役割伝達と柔軟な行動/成果評価
　３. ストーリーを継続させるためのデータドリブン人事

人的資本経営の推進には、経営戦略と人事戦略を連動することに加え、会社の目標を社員と明確に共有し、結果に報いる業績管理制度の設計・運用徹底が必要です。第2部では、成功・失敗事例を交えながら、人的資本向上に資する業績管理のポイントを解説しています。

01:23:43　CLOSING

※本動画・資料は2023年9月20日に開催したセミナーの録画及び、セミナーで使用した資料です。