近年、人事領域における情報開示に注目が集まっています。2023年3月期の有価証券報告書からは人的資本に関する情報開示が義務化され、男女間賃金格差や人材育成方針・社内環境整備方針などの開示が求められるなど、人的資本に関する情報の可視化・開示の流れが確実に進んでいます。

一方、このような流れを自社の価値向上のための絶好の「機会」として捉え、人的資本の情報開示に積極的に取り組む企業は、現時点ではそれほど多くはありません。

本動画・資料では、単なる義務的な人的資本の情報開示にとどまらず、この「機会」を活用して「効果が見える」人事施策を実施するために何をすべきかに焦点を当てて解説しています。特に、社員の成長・能力開発をテーマとして、人材育成施策の成果の可視化方法や、目標とするKPIの設定方法・先進事例、LMS（学習管理システム）を活用した組織全体の学び・能力開発の可視化の方法を説明しています。

【プログラム】
00:00:08　第一部
人的資本開示の義務化と人材育成の開示の考え方 ／ 株式会社クニエ　マネージャー　藤井 良章
　1. はじめに
　2. 人的資本情報の戦略的活用の意義
　3. 人材育成に関連する人的資本開示
　4. 効果検証の必要性

00:17:35　第二部
人事施策効果の可視化に必要な「人事部のためのKPI 」 ／ 株式会社クニエ　シニアコンサルタント　竹森 大起
　1. 人事の KPI とは
　2. 人事の KPI の具体例
　3. 人事の KPI （人材育成）の活用方法
　4. 実務での活用におけるポイント

00:57:32　第三部
Cornerstoneを活用したデータドリブンな人材開発の方法 ／ コーナーストーンオンデマンドジャパン　ソリューションコンサルタント　田中寧
　・人的資本開示における、 Cornerstone 製品ができる役割について
　・チェックインを利用した 1on1 の高度化
　・能力開発
　・スキル管理
　・パーソナライズ化
　・従業員エンゲージメントの向上とサステイナビリティ

01:28:19　Q&Aセッション

※本動画・資料は2023年7月26日に開催したセミナーの録画及び、セミナーで使用した資料です。