SEMINAR

2024.10.08

リーン生産セミナー
~生産効率向上とリードタイム短縮の実現手法と事例紹介~

インドネシア中央統計庁(BPS)は2024年8月5日、第2四半期(2024年4~6月)のGDP成長率を前年同期比5.05%と発表しました。2022年、2023年共に実質成長率は5%を超えており、今後も堅調な経済成長が見込まれます。
その順調な経済成長に支えられ、在インドネシア日系企業の多くが、現地市場における需要増加を背景に営業利益の改善が見込まれる*、との見通しを示しています。また50%近い日系企業が、今後1~2年の事業展開の方向性として、“拡大”を示しています。
*JETRO“海外進出日系企業実態調査(2023年11月28日)”を参照

一方事業運営上の課題として、インドネシアは、ASEAN域内ではシンガポール、タイに続き“人件費の高騰”を挙げており、在インドネシア日系企業の約7割が人件費の高騰をリスクとしています。さらに2024年は、約5.5%の昇給率も見込まれています。
そのような状況下、日系企業が今後競争力を維持していくためには、給与制度を含めた人事制度の改定、価格への転嫁施策、自動化の導入といった生産性の更なる向上など、さまざまな施策を組み合わせて対応する必要があるものと考えます。

本セミナーでは、製造工程における無駄を徹底的に排除し、トータルコストを削減することで生産性向上に寄与するリーン生産への改善における重要な2つのテーマ「1.生産性向上、2.リードタイム短縮」を、計2回にわたって取り上げます。
当社が過去に実施したリーン生産関連プロジェクトにおいて、機器稼働率の10%向上、要員人的コストの10%削減など、生産性向上成果が顕著に表れた成功事例をご紹介し、今後生産性向上施策を検討する上での“具体的な一手”にフォーカスします。

開催日
第1回:2024年9月24日(火)14:00~15:00
第2回:2024年10月8日(火)14:00~15:00
会場
オンラインにて開催
主催
株式会社クニエ
対象
在インドネシア日系企業の経営者の方、製造部門の責任者・管理者の方
参加費
無料(事前登録制)
定員
30名
講師
株式会社クニエ グローバルビジネス中国・インドネシア担当 シニアマネジャー 永野 峰樹

お申し込みはこちら

申し込みページに移動します。

第1回:9月24日(火)

14:00~15:00

■生産性向上
 1) リーン生産適用における注意点
 2) 製造ロス構造の定量化を理解
 3) 改善後の生産性向上予測手法を理解
 4) 生産ロスの改善手法(組み立て工程ビデオ)

第2回:10月8日(火)

14:00~15:00

■リードタイム短縮
 1) VSM(Value Steam Mapping)による工場全体の“物と情報”の流れを可視化
 2) リードタイムを削減する改善手法

QUNIE