クロストーク 01

【若手社員座談会】
充実した研修とOJT、周囲の支えが自信の源に

MEMBER
K.Mさん

ビジネス&ストラテジー担当/シニアコンサルタント
2019年新卒入社。食品メーカーの業務改革プロジェクトに参画中

N.Oさん

データモデリング・データマネジメント改革担当/コンサルタント
2020年新卒入社。大手製造業者の事業戦略プロジェクトに参画中

M.Wさん

消費財業界担当/コンサルタント
2019年新卒入社。食肉メーカーの基幹システム導入案件に参画中

トークテーマ1:入社理由

数あるコンサルティング企業の中から、クニエを選んだ理由は何ですか?

K.M:
採用セミナーや選考を通して、クニエには「社員を育成しよう」という文化があり、そのために必要な制度も備わっていると感じました。新卒でゼロからコンサルタントとしてスタートするに当たり、クニエでなら一人前になれると考えて入社を決めました。
N.O:
私が感じたのは、人に恵まれた環境で働けるということです。採用セミナーや選考を通じて出会った社員の方々が魅力的でした。他社と比較して、社会への貢献を重視する姿勢が強い点に共感できたことも理由の1つです。
M.W:
その点は同感です。「日本発のコンサルティングファームとして、日本企業と日本社会の発展へ貢献する」というクニエの理念は、まさに私がやりたいと考えていたことでした。面接でお会いしたクニエ社員の方々は物腰が柔らかくスマートで、「こんな人たちと一緒に働きたい」と思い、クニエを選びました。
トークテーマ2:入社後研修

入社後研修の内容を教えてください。また、その中で印象に残っていることはありますか?

K.M:
1年目の研修は、座学で基本的な業界・業務知識、問題解決力、プレゼン力などを高める演習を行った後に、3つのプロジェクトでOJTを経験するという内容でした。新卒研修の期間は3カ月程度の企業が多い中、クニエは1年かけて行うところに特徴があると思います。内容が充実していますし、実践力も養われると思います。
M.W:
座学研修では、先輩社員の方々からそれぞれの担当分野についてのレクチャーを受け、続く3回のOJTでは、各回異なる分野、異なるチームのプロジェクトに参画する仕組みでした。研修を通じてさまざまな部署の方とコミュニケーションを取る機会が得られ、社内のネットワークを構築できたのは大きな収穫でした。2年目以降に配属される実際のプロジェクトでは、前例のないソリューションを企画・提案することもあります。そんな時に研修でお世話になった方々に対し、メールやチャット等で気軽に相談できるのは心強いです。
N.O:
研修では、カリキュラムが充実していたことはもちろん、同期のメンバーと一丸となって取り組めた経験が後々役に立ちました。研修で各分野に関する知識を学んだ後はテストがあるのですが、同期の仲間とオンラインミーティングツールをつないだまま勉強したり、テストを出し合ったりしました。数名のチームに分かれて模擬プロジェクトを進める研修では、結果を出すために自主的に合宿したこともあります。仲間と一緒に乗り越えた経験があるからこそ、実務で難しい課題に直面しても「きっと乗り越えられる」という自信が持てた気がします。

OJTで配属されるチームは、どのように決定しましたか?また、OJTで学んだことを教えてください。

K.M:
3回とも希望した分野のチームに参画できました。適性も考慮されるので、必ずしも本人の希望通りというわけではありませんが、希望をかなり尊重してもらえます。
N.O:
私は公共系と流通系、製造系の3チームでOJTを受けました。研修期間中に全く違う3つの分野を経験したことで、自分の適性やその先のキャリアについて適切な選択ができました。
K.M:
OJTでは資料作成やデータ分析といったプロジェクトをサポートする業務が中心です。先輩たちの活躍ぶりを間近で見て、若手コンサルタントがどのような役割を果たすべきか、そのためにどのような知識、スキルが求められるのかがクリアになりました。自分に足りないものは何かを把握し、それを残りの研修期間に伸ばすことで、目指すべきコンサルタントに近づけるという優れた仕組みです。
研修終了後の配属先でも、いきなり仕事を任されるのではなく手順や仕事の流れなどを上長や先輩からひと通り説明を受けた上で、タスクを割り振られます。一人ひとりの成長に合わせて段階的に任せる業務の幅を広げてもらえるので、コンサルタントとしてのスキルが自然に身に付いたように感じます。
トークテーマ3:仕事のやりがい

これまでのキャリアで大きな達成感を得た経験はありますか?

M.W:
大手コンビニエンスストアのスマートフォン決済システム導入プロジェクトを担当した経験があるのですが、そのプロジェクトを通じて安全かつ効率的な決済手段を提供し、人々の買い物のスタイルの変革に貢献できたと思います。人流データやPOSデータを分析して最適な店内レイアウトを企画するプロジェクトに参画したこともあり、自分たちの成果が人々の暮らしに影響を与えることを実感できました。クニエはNTTデータのグループ企業なので、プロジェクトで最先端のテクノロジーを活用する機会が多く、社会によい影響を与え得ると感じました。
N.O:
確かに社会に貢献できていると感じる機会は多いですね。私は製薬関連のプロジェクトに参画し、ある薬について、全国の病院からのアンケート結果を分析する業務に取り組んだことが印象に残っています。アンケート結果の中で特にコメント数が多い病院があったのですが、そこは偶然、前に家族がお世話になったことがある病院で、しかもその時に家族の治療に使った薬は、私がプロジェクトで関わったものでした。このプロジェクトを成功させることで、自分の家族を救ってくれた薬を多くの方々に届けられるかもしれない――。そう考えると、改めてコンサルタントになってよかったと感じました。
K.M:
私はやはりお客様に評価いただき、感謝されたときにやりがいを感じます。先日あるお客様の役員向け報告会の際に、「当社の事業・業務の状況を解像度高く整理いただきありがとうございます。取り組むべき課題が見えてきました」とおっしゃっていただきました。こういった言葉をいただけるとコンサルタント冥利に尽きますね。
M.W:
私もプロジェクトの会議が膠着した際、自分が発した一言から解決の糸口が見つかって話が前進した時などには「コンサルタントとしてお客様の役に立てている」と感じます。こういった小さな成果の積み重ねから、将来は大きな成果を生み出して「このプロジェクトを成功させた」と言えるようなコンサルタントになるのが目標です。
N.O:
コンサルタントはどんなことをしているのかわかりにくい職業かもしれませんが、企業や自治体の悩み事を解決することで、社会にもよい変化を与えられる仕事だと思います。
トークテーマ4:共に働く先輩や上司

先輩や上司からどのようなサポートを受けていますか?

N.O:
1年目の研修が終わった後も、何かあればメンターに相談できることが精神的な支えになりました。私は製造業が専門ですが、私のメンターは流通業が専門です。分野が異なるからこそ、違う視点からのアドバイスがもらえるので、今でも、ちょっとした壁にぶつかった時などに相談しています。
K.M:
クニエのコンサルタントのバックグラウンドはさまざまです。事業会社出身の方の業務知識やその業界に関する知見は目を見張るものがありますし、他のコンサルティングファームの出身者には問題解決力が非常に秀でている方がいます。 プロジェクトに入っていると、優秀な先輩と自分を比較して気落ちすることあります。しかし、先輩方は面倒見が良く親切な方ばかりなので気軽に相談できます。そのおかげで、今年で入社5年になりますが、常に自分の課題を解決しながら成長できているという実感があります。 自分が将来どの分野を専門にするのか、そこまでの道筋でどのような経験を積んでいくべきなのかといった漠然とした悩みのほか、「こういったプロジェクトに入ってみたい」といった具体的な希望を相談することもあります。
M.W:
私は優秀な同期に囲まれたこともあり、入社後1~2年目はなかなか自信が持てず、よくメンターに相談していました。「1年目から何でもできる人なんていない」「そんなことは他の同期だってまだできないよ」「目の前の業務にコツコツ取り組めば自然に力がついてくるから大丈夫」といった励ましのおかげで、少しずつ自信を付けることができました。
メンターはチーム長だったのですが、そういったポジションの高い方が1~2年目の新人と同じ目線で話を聞いてくれ、相談に乗ってくれることも安心感につながりました。
N.O:
教えることが好きな人が多いですよね。「ここがわからないのですが」と相談すると、ホワイトボードに図解しながら教えてもらえます。同期のグループチャットなどに書き込むとレスポンスがたくさん来ます。困っている人を助けたいという温かい人が多いと思います。
K.M:
確かにそうですね。上長のスケジュールはいつもぎっしり詰まっているのですが、「わからないことがあるのでお時間をいただけませんか」と言えば、どんなに忙しくても必ず時間をつくってもらえます。
M.W:
質問した新人がきちんと理解できていない時には、それを察して、より詳細に解説してくれますね。
N.O:
コンサルタントはチームワークが重要なので、メンバーや後輩の教育をおろそかにせず、一人ひとりを尊重するカルチャーができあがっているのだと思います。
M.W:
上昇志向でありながら謙虚なコンサルタントが多く、プロジェクトの推進やチーム運営、マネジメントなどのすべてに熱量をもって取り組んでいる方もいます。人としての思いやりや気遣いなどがあってバランス感覚が優れた方が多く、尊敬できる先輩に恵まれています。
トークテーマ5:就活生へのメッセージ

最後に、就活生に伝えたいメッセージがあればお聞かせください。

N.O:
目の前の“やりたいこと”にとらわれ過ぎず、人生の大きな目標を考えて、それを達成するために最適なキャリアを選ぶのがよいのではないでしょうか。社会に出ると、やりたいことを何でもすぐにやらせてもらえるとは限りません。今後の人生で何を達成したいかを考え、そのためにどのようなスキルや経験、知識が必要かを勘案して、まずはそれらを養える環境をファーストキャリアとして選ぶのがよいと思います。
K.M:
もし、やりたいことや将来の目標が明確ではないなら、さまざまな業界の情報を収集し、どんな仕事があるのか調べてみてください。説明会やOB・OG訪問をするなど、業務についての解像度を高め、その仕事にやりがいを感じられるかを考えれば、自然に自分の進むべき方向が見えてきます。知的好奇心を持っている人、新しい知識を学ぶことが好きな方なら、コンサルタントとしての適性があると思います。
M.W:
コンサルティング業界、特にクニエに向いているのは、誠実な方ですね。同僚や上司を見ていると、「クライアント様のためにもプロジェクトを絶対成功させたい」という強い思いを持って、課題にぶつかっても解決策を探りながら答えを見つけ出そうとしています。目の前のお客様に向き合い、困っている人のために尽力できる。そんな方なら、きっとクニエで成長し、大きな力を発揮できると思います。