【エキスパート】
“リーダーシップ”と“専門性”がお客様を変革へリードする
MEMBER
S.S.さん
調達購買・BPO担当/パートナー
2011年中途入社。ビジネストランスフォーメーション担当のパートナーとして、間接業務構造改革や調達領域に特化したソリューションを担当
S.M.さん
公共分野担当/マネージングディレクター
2016年中途入社。公共機関向けのコンサルティングを提供するチームを1人で立ち上げ、現在は約20名のメンバーを抱えるチームリーダーとして活躍
M.Y.さん
CIOサポート担当/パートナー
2006年中途入社。CIOを支援するコンサルティングチームを立ち上げ、CIOやIT/デジタル部門の戦略や業務の高度化をリード
これまでの経歴と現在の担当領域を教えてください。
M.Y.:
新卒でNTTグループに入社し、法人営業担当として「iモード」という世界初の携帯電話IP接続サービスの活用の企画・提案に携わりました。その仕事を通じて新しい製品やサービスに関わる面白さを味わい、「会社や製品・サービスの制約を受けることなくクライアントに対して最良の価値を提供したい」と考えるようになり、外資系のコンサルティングファームに転職しました。
約5年の在籍期間中に、さまざまなことをスピーディに吸収しながらアウトプットし、価値を生み出す楽しさを覚えてきました。半面、“考える”ところまででプロジェクトが終わり、価値を創出した後まで見届けられない点に物足りなさを感じていたのも事実です。
ちょうどその頃、クニエの前身となる会社がITマネジメントの組織を立ち上げると知り、それを機に転職してきました。入社後は現在まで一貫してCIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)サポートという領域を担当し、クライアント企業のCIOがITやデジタル技術を活用するための戦略立案や、IT・デジタル技術による業務の高度化などを支援しています。
約5年の在籍期間中に、さまざまなことをスピーディに吸収しながらアウトプットし、価値を生み出す楽しさを覚えてきました。半面、“考える”ところまででプロジェクトが終わり、価値を創出した後まで見届けられない点に物足りなさを感じていたのも事実です。
ちょうどその頃、クニエの前身となる会社がITマネジメントの組織を立ち上げると知り、それを機に転職してきました。入社後は現在まで一貫してCIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)サポートという領域を担当し、クライアント企業のCIOがITやデジタル技術を活用するための戦略立案や、IT・デジタル技術による業務の高度化などを支援しています。
S.M.:
私は新卒で大手外資系IT企業に入社し、システムエンジニアやITアーキテクトなどのポジジョンを経験しながら、入社以来一貫して中央省庁や自治体、独立行政法人などの公共機関向けのシステム開発プロジェクトに携わりました。
その後、外資系コンサルティングファームに転職し、公共部門の立ち上げに加わったのですが、その事業が軌道に乗ってきたタイミングで新しいことに挑戦したいという思いが強くなりました。ちょうどその頃クニエが公共機関向けのコンサルティング部門を立ち上げるという話を聞いたので、入社しました。公共部門の立ち上げは当初1人で担当しましたが、今は約20名のメンバーを抱えてリーダーを務めています。
その後、外資系コンサルティングファームに転職し、公共部門の立ち上げに加わったのですが、その事業が軌道に乗ってきたタイミングで新しいことに挑戦したいという思いが強くなりました。ちょうどその頃クニエが公共機関向けのコンサルティング部門を立ち上げるという話を聞いたので、入社しました。公共部門の立ち上げは当初1人で担当しましたが、今は約20名のメンバーを抱えてリーダーを務めています。
S.S.:
私は大学卒業後に外資系大手コンサルティングファームに入社し、サプライチェーンやCRM(カスタマー・リレーションシップ ・マネジメント)などさまざまなチームで経験を積みました。ただ、当時は今のようにワークライフバランスを取ることが難しかったため、柔軟な働き方ができるようにとフリーのコンサルタントに転身しました。しかし、フリーだとどうしても1人で案件を抱えることになるので、一緒に働ける仲間がほしいと思いマネージャーとしてクニエに入社しました。現在はビジネストランスフォーメーションチームのリーダーとして、間接業務の構造改革や調達領域に特化したソリューションを担当しています。
コンサルタントが必要とされる理由、中でもクニエがお客様から選ばれる理由をどうお考えですか。
M.Y.:
コロナ禍や世界各地での紛争といった予測し難い変化が起こる現代において、企業が連続的な事業成長を考えることがますます困難になっています。経験したことがないような変革を目指して多くの企業が手探りで取り組もうとしている中、コンサルタントが持つ変革のノウハウをサービスとして提供することで、クライアントは必要なノウハウを得られ、コンサルタントは自らのナレッジをブラッシュアップできます。すなわち、クライアントとコンサルタントの双方が共に、成長に向けチャレンジしている状況と言えます。
S.M.:
私のクライアントである公共機関も同様の状況です。組織の性質上、内部だけでドラスティックに業務プロセスを変革するのが難しい。だからこそ、コンサルタントのような第三者が課題を見出すことが重要なのだと思います。ときには一歩踏み込んだアドバイスを出しつつ、変革を促していくことが求められています。
S.S.:
確かにそうですね。ビジネスのグローバル化が進んで海外の競合とも渡り合わなければならないため、「現状維持ではなく変化を起こさなければ」と焦る企業が多いようです。それには業務効率化やコスト削減といった改善だけでは不十分です。例えば調達業務なら、事業部からの依頼があって初めて素材を探すのではなく、自ら新しい素材を探索して提案するといった能力や姿勢が求められるようになっています。
異業種の事例を参考にするケースも増えています。ある業種のクライアントに対し、他の複数の業界のナレッジを掛け合わせて提供できるのは、多種多様な業種の支援事例を持つコンサルティングファームだからこそです。
その中でも、なぜクニエが選ばれるのか。当社が、常にクライアントが本当に必要としている支援は何かを考え、それにフォーカスしてサービスを提供しているからではないでしょうか。品質にもこだわるため、安心して長く付き合えるパートナーとして信頼していただいています。
異業種の事例を参考にするケースも増えています。ある業種のクライアントに対し、他の複数の業界のナレッジを掛け合わせて提供できるのは、多種多様な業種の支援事例を持つコンサルティングファームだからこそです。
その中でも、なぜクニエが選ばれるのか。当社が、常にクライアントが本当に必要としている支援は何かを考え、それにフォーカスしてサービスを提供しているからではないでしょうか。品質にもこだわるため、安心して長く付き合えるパートナーとして信頼していただいています。
S.M.:
プロジェクトにもよりますが、基本的に1チーム3人程度で稼働しています。それだけに一人ひとりに高いクオリティが求められます。マネージャーも常に一定以上のアウトプットができるようにしっかりメンバーのパフォーマンスを見ています。
その結果としてクライアントから高い評価をいただいているのかもしれませんね。実際、当社の評判を聞いた別のクライアントから依頼を受けたり、取り引きのある部署から他部署を紹介されたりといったこともよくあります。
その結果としてクライアントから高い評価をいただいているのかもしれませんね。実際、当社の評判を聞いた別のクライアントから依頼を受けたり、取り引きのある部署から他部署を紹介されたりといったこともよくあります。
M.Y.:
当社のコンサルタントは専門性が高いだけでなく、専門性の幅が他社より広いと思います。私のチームで言えば、クライアントのCIOに対して、少人数で変革を進めていくケースがほとんどです。他社では十数人のコンサルタントがそれぞれの担当領域のみを受け持つようですが、わがチームではコンサルタント一人ひとりがCIOクラスの幅広いナレッジをもってクライアントを支援しています。
コンサルタントに必要な資質は何ですか。
S.S.:
“リーダーシップ”ではないでしょうか。例えばAとBを示して「どちらがいいですか?」とクライアントに決断を委ねるのではなく、クライアントが目指す変革のため、「Aでいきましょう」とリードしなければならない場面も出てきます。というのも、特に日本企業は現場の混乱を恐れとリスクを取らない傾向が強いからです。慎重になりすぎては本来の目的である変革の意義が薄れてしまいます。
もちろん、最終的な決断を下すのはクライアントですが、コンサルタントも明確な意志を示してプロジェクトを進めていかなければならないと思います。私はその力を “リーダーシップ”と呼んでいます。
もちろん、最終的な決断を下すのはクライアントですが、コンサルタントも明確な意志を示してプロジェクトを進めていかなければならないと思います。私はその力を “リーダーシップ”と呼んでいます。
S.M.:
それに加えて、根拠となるナレッジを充実させ、専門性を高める自己研鑽も求められますね。コンサルタントは常にプロジェクト単位で仕事をしますが、同じプロジェクトは2つと存在しません。既存の知識だけで対応できない場合は、新しい知識を習得することがどうしても必要になります。
M.Y.:
クライアントの気持ちになって考えることも欠かせません。クライアントは変革に対し、「本当に自社の利益になるのか」と不安を感じています。クライアントが心から「変えたい」と感じて変革を推進してこそ、その意識が根付いて価値をもたらすのだと思います。
今後入社される方や若手社員に期待していることをお聞かせください。
S.M.:
1日でも早く成長して、お客様に価値を提供できるコンサルタントになることです。クライアントは自社ではできないことを依頼してきますので、専門性を高め、期待以上の価値を提供する必要があります。
M.Y.:
クニエは成長するのに恵まれた環境です。入社後、丸1年間を研修に充てます。研修前半の座学では中小企業診断士に匹敵する知識が得られます。後半のOJTでは、3つのプロジェクトに参画し、学んだことをどのように活かせるか、何が足りないのかを検証できます。2年目に入るとすぐにコンサルタント研修が始まり、その後もシニアコンサルタント研修など、学びの場が豊富に用意されているので、若手の成長は早いと感じます。
S.M.:
少人数のチームでプロジェクトを進めるので、若手のうちから重要な業務を任せられる機会が豊富です。それもあって、成長スピードが早まるのかもしれませんね。
S.S.:
リーダーシップや思いやりの気持ち、察する力などを養うことも意識していただきたいです。変革は結局のところクライアントとコンサルタント、つまり人と人とで遂行するものだからです。
社会人2年目のコンサルタントが部長クラスの方と打ち合わせをすることも多々あります。プロフェッショナルとしてふさわしい立ち居振る舞いが身に付くように、マネージャーが都度フィードバックしてメンバーの成長をサポートします。
クニエは、企業の発展を支援することで、社会全体の発展に貢献することを目指しています。そのため、当社で働くコンサルタントは、コンサルティング能力と社会性・人間性を兼ね備えた人であってほしいと望んでいます。今後入社される方にも同様の期待を抱いています。
社会人2年目のコンサルタントが部長クラスの方と打ち合わせをすることも多々あります。プロフェッショナルとしてふさわしい立ち居振る舞いが身に付くように、マネージャーが都度フィードバックしてメンバーの成長をサポートします。
クニエは、企業の発展を支援することで、社会全体の発展に貢献することを目指しています。そのため、当社で働くコンサルタントは、コンサルティング能力と社会性・人間性を兼ね備えた人であってほしいと望んでいます。今後入社される方にも同様の期待を抱いています。
M.Y.:
クニエのコンサルタントは、自分の利益だけを追求するのではなく、クライアントやチームの仲間のために利他の精神を持って活動しています。社会性や人間性を磨くことは、クニエの一員として常に心掛けていただきたいと思います。
最後に、就活生への応援メッセージをお願いいたします。
M.Y.:
「コンサルタントになるためにどんな勉強をしたらよいですか?」とよく聞かれますが、コンサルティングは今まで積んできた経験全てを活かせる仕事です。コンサルタントに必要な知識は入社後に修得できるので、今は大学や研究室での取り組みに打ち込んでください。クニエへの入社後に、皆さんが学んできたことと私たちのナレッジを掛け合わせることで、これまでにない新たな価値を生み出せると思います。
S.M.:
「どんな仕事をしたいか」という答えがまだ出ていない方もいると思います。就職活動のように、多種多彩な業界で働く方々の話を聞けるチャンスはなかなかありません。セミナーに参加したり、OB・OGに話を聞いたりすると、きっと気付きがあると思います。
また、就活時に感じたことはぜひ記録しておいてください。10年後、20年後に読み返すと、自分の職業やキャリアについて新たな発見があるかもしれません。
また、就活時に感じたことはぜひ記録しておいてください。10年後、20年後に読み返すと、自分の職業やキャリアについて新たな発見があるかもしれません。
S.S.:
コンサルタントは企業の変革という、ほかでは得難い場面に立ち会える職業です。クライアントが情熱を持って取り組むプロジェクトで、自身の力を最大限に発揮してチャレンジするのはとても刺激的です。
プロジェクトを通じて社会をより良い方向に変えていきたい方、自分の力を試したい方はぜひクニエに来てください。お会いできるのを楽しみにしています。
プロジェクトを通じて社会をより良い方向に変えていきたい方、自分の力を試したい方はぜひクニエに来てください。お会いできるのを楽しみにしています。