熱意を持って取り組めると確信、
チームプレイで社会貢献目指す
コンサルタント
熱意を持って取り組めると確信、チームプレイで社会貢献目指す
外資系のコンサルティングファームで、製薬企業担当のテクノロジーコンサルタントとして働いていた私が転職を決断した理由。それは、システム関係に特化した仕事に、ある種の物足りなさを感じていたからでした。様々なクライアント企業にシステムの提案や導入を行っていましたが、どうしても同じような内容の提案になりがちで、自身の成長をなかなか実感できずにいました。
そこでいくつかのコンサルティングファームに応募したのですが、その中でもクニエは面接官の方々の人柄がとても誠実で、話の内容も誇張がなく、説得力が非常に高いと感じました。最終的にはグローバル事業戦略グループでの採用として内定をいただいたのですが、その後SDGsチームのことを紹介され、「ぜひそちらで働きたい」と手を挙げたところ、快く承諾していただきました。
もともと学生時代から、障がいを持った方のケアなどのボランティア活動に参加していましたし、前職でも会社のプロボノ活動の一環として、貧困家庭の学習支援や障がいを持った方の就業支援に関わるなど、社会貢献活動には高い関心がありました。そのため、SDGsチームなら一層の熱意を持って仕事に取り組めると考えたのです。
2021年4月にクニエに入社し、希望通りSDGsチームに配属されてからは、アフリカをはじめとする発展途上国の医療・ヘルスケア領域の調査や提案の業務に従事しています。なかでもガーナの遠隔医療システム構築プロジェクトでは、実際に現地に赴いてガーナ政府の保険省の方々と直接やりとりしながら、システム構築に向けたロードマップを描いていきました。
前職のコンサルティングファームにいたころから、システムの企画や提案は行っていたのですが、前職では初めから「システムの導入ありき」で話が進められていました。これに対してクニエのプロジェクトでは、そもそもシステムを使うことが正解かどうかすら分からない「ゼロベース」から物事を考えていきます。そこが面白い点であり、また同時に難しい点でもあると感じています。
でもSDGsチームのほかのメンバーの方々は、発展途上国支援の経験が豊富な方ばかりです。同分野での経験が浅い私が困難に突き当たった際には、必ずサポートしてくれるので、安心して仕事に取り組めました。前職の外資系コンサルティングファームでは、どちらかというと個人プレイに走る人が多かったのに比べると、社員の人柄やチームワークの面ではかなり対照的ですね。少なくともSDGsチームのメンバーは、全員が本気で世界平和の実現を目指している“熱い”方々ばかりなので、良い刺激を受けています。
かといって、伝統的な日本企業のように、人間関係においてお互い過干渉になることもなく、ほどよくサバサバしているので、とても働きやすい環境だと感じています。ワークライフバランスの面でも、例えば誰かが産休や育休を取得すると、他のメンバーがその分をサポートするのがごく当たり前のことと受け止めるカルチャーが根付いています。
「社会貢献」「発展途上国支援」を謳っている会社は他にも多いのですが、単に企業のイメージアップを狙った活動に終始しているところも少なくないと聞いています。その点クニエはきちんと地に足を付けて、継続性のある社会貢献事業を目指している点が他社との大きな違いだと思います。
また、もし何かやりたい仕事があったときには、自ら積極的に手を挙げれば、機会をきちんと与えてくれるのもクニエならではのカルチャーですね。事実、私自身も発展途上国支援の経験はまったくなかったのに、希望通りSDGsチームで働くチャンスを与えてもらいました。このように会社が社員の挑戦を後押ししてくれますから、チャレンジングな仕事に挑戦したいという人には、とても働きやすい環境だと思います。
海外案件も多いので、海外に実際に出向いて現地で経験を積みたいという方にもクニエは向いていると思います。私もガーナに2回渡航して、文化や慣習の違いに戸惑いながらもプロジェクトを遂行できたことは、貴重な経験になりました。
とはいえ、私自身はクニエに入社してまだ1年余り。日々の仕事の中で経験不足を感じる場面が多いのも事実です。これからはさらに経験を積むことで実力と経験値を蓄えて、単にプロジェクトの一員としてだけではなく、自ら仕事を取ってきて新たにプロジェクトを立ち上げられるようなコンサルタントを目指していきたいですね。
自分の視野を広げてくれた