社員を知る 01

先端技術を駆使して
お客様の課題解決に貢献したい

VAS / エンタープライズ・ソリューションチーム
シニアコンサルタント

VAS / エンタープライズ・ソリューションチーム H.I.さん

大学では法学を専攻し、2011年大手SIerに入社。プロジェクトマネジメント中心にキャリアを重ね、2020年8月にクニエに入社。様々な業界を対象に、ローコード開発やビッグデータなどに関する幅広い技術を取り扱いながら、先端技術を活用した顧客の課題解決に取り組んでいる。

先端技術を駆使してお客様の課題解決に貢献したい

「人の役に立つものが作りたい」。文系出身の私をIT業界へと向かわせたのは、その熱い思いでした。例えば、長蛇の列を作って切符を買う状況を変えたのが、交通系ICカードの登場です。社会に無数に存在する難題も、システムがあれば解決できる。その思いからシステムエンジニアを志し、東日本大震災が発生した翌月、大手SIerに入社しました。

入社3年目から、リーダーとしてプロジェクトマネジメントを担当。プロジェクト規模が大きくなるにつれ、管理業務が中心となる状況に疑問を抱くようになりました。社会課題の解決を目指すなら、SIerという立場では限界がある。お客様の悩みに直接耳を傾け、お客様の課題解決に貢献したい。そして、AIやIoTなどの先端技術を存分に活用し、お客様の業務改革を支援したい――そんな思いから、入社10年目に、コンサルティングへの転身を決意しました。

とはいうものの、大々的にITコンサルティングを展開する大手総合系ファームは、大規模プロジェクトが中心。SIerの延長線上にあるように思えて、自分の思いを実現できる場ではないと感じました。むしろ、少人数でプロトタイプ開発を行うクニエの方が、先端技術を駆使した提案ができるかもしれない。その手応えを感じたことと、面接を担当した上司の人柄に魅了され、クニエへの転職を決めました。

入社後は、研修と並行してプロジェクトに参加。しかし、アウトプットに求められる質は予想以上に厳しく、上司からは「構成に全くストーリーが感じられない」「説明の仕方がおかしい」と、何度も作り直しを命じられました。頭をフル回転させなければ、アウトプット1つ完成させることができない。つらい日々が続き、自分の甘さを思い知らされました。

そんな私にとって大きな後押しとなったのが、超が付くほど充実したコンサルタント研修でした。研修のカリキュラムは、ロジカルシンキングやインタビューの仕方、議事録の取り方、ファシリテーションの方法など多岐にわたり、なかでも役立ったのが、ロジカルシンキング研修です。情報を構造化してロジカルに組み立てる手法は、コンサルタントの伝家の宝刀ともいえるもので、事業会社やSIerではなかなか体系的に学ぶことはできません。そのロジカルシンキングを研修で学び、上司から厳しくも的確なレビューの洗礼を受けたことは、未経験者の私にとって大きな力となりました。

今、世界ではデジタル化が加速し、お客様は様々な課題に直面しています。ビジネススピードが加速する一方で、IT人材の不足が深刻化。このままでは対応できないという危機感が高まり、IT業界では、ローコード開発によりシステム開発の効率化を模索する動きが始まっています。

一方、ユーザー側では、デジタルトランスフォーメーション(DX)で「攻めのIT」に取り組むよう指示されたものの、何をすればいいのかわからず、困惑しているお客様が多い印象です。こうした声に応えるため、クニエでは専門的な開発技術に頼らなくても構築できるローコード開発の提案を強化しています。また、お客様の業務や市場を分析してDXのロードマップを作成し、お客様がスモールスタートするための支援を行っています。

特定の製品に依存せず、デジタル戦略策定から定着化までをワンストップで提供するのがクニエ流。私自身も、「先端技術でお客様の課題解決に貢献したい」という思いを実践できている、という実感があります。

「このシステムを導入して楽になったよ」「ありがとう」というお客様の声を直接聞けることが、仕事を続けるモチベーションになります。今は、プロジェクトの実行計画の策定を担当していますが、今後はもっと大枠のところから参画できるよう、スキルを磨いていきたいと思います。また、AIやIoTといった先端技術もしっかりフォローし、DXにかけるお客様の思いに応えたいと考えています。

中途入社でコンサルティングファームのプロジェクトに参画するには、何らかの専門領域が必要です。プロジェクトごとに求められる技術も違うので、知らないことは自分で調べたり、研修を受講するなりして、自らキャッチアップする姿勢が求められます。また、物事をロジカルにわかりやすく伝えたり、お客様の要望を聞いて着地点を見出したりするための、コミュニケーション力も欠かせません。

「お客様のために貢献したい」という純粋な思いで働ける人が多いのが、クニエの強み。自ら成長する意欲を持ち、お客様への熱い思いを持つ人なら、この会社で絶対活躍できるはずです。私自身も、そういう人と一緒に働きたいと思っています。

今は、第1子の誕生を間近に控え、育休の取得を予定しています。夫婦そろって子供の誕生を見守ることが、きっと家族の幸せにつながる。仕事と家庭の両方にコミットできるクニエの環境を活かして、子育てを楽しみたいと思います。

あなたにとって、クニエとは?
新たな地平への挑戦を全力でバックアップ
私にとってクニエを表す言葉は、「挑戦」です。自己研鑽を積みながら、新しいことにどんどん挑戦できる会社ですし、私たちコンサルタントは、お客様の挑戦を後押しする存在でもあります。事業会社出身の未経験者にとって、コンサルティングへの挑戦には大変な勇気が必要です。二の足を踏む人も多いと思いますが、クニエでは中途採用者向けのコンサルタント研修をはじめ、会社のバックアップ体制が大変充実しています。意欲のある方は、安心して挑戦していただきたいと思います。
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