NEWS RELEASE

2024.11.06

【お知らせ】書籍「データマネタイゼーション」出版
~企業の情報資産で稼ぐための基礎から推進のステップ、最新事例などを解説~

株式会社クニエ

コンサルティングファームの株式会社クニエ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口重樹、以下 クニエ)は、2024年11月11日、新刊書 「データマネタイゼーション -企業の情報資産で稼ぐための教科書-」(著者:日本経済新聞社 三木朋和、株式会社クニエ 天野秀俊)が発行されることをお知らせします。

本書は、企業や組織が蓄積・保有するデータを活用し、新しい提供価値および収益源を創出する取り組み「データマネタイゼーション」について、「データマネタイゼーションとは何か」といった基礎的なところから、最新の潮流や事例、推進のステップなどまで具体的に紹介しています。「データマネタイゼーションを検討したいが何から着手すればよいかわからない」「どのように進めればよいか考えられない」などでお困りの方の “教科書”として活用いただける1冊です。

 

近年、ネットワークやデジタルデバイスが飛躍的に高度化し、私たちの生活や経済活動において必要不可欠なインフラになっています。これに伴い、企業や組織では、営業や製造、流通、販売・マーケティングなどのさまざまな事業活動からデータが取得・生成され、膨大なデータを蓄積・保有するようになってきました。これらのデータを事業活動に生かす方法の一つとして「データマネタイゼーション」が注目を集めています。

一方で、データが新たな「資産」として活用され、企業や組織の課題解決や事業成長に結びついているかと言うと、必ずしもそうではないのが現状です。データ活用に取り組んでみたものの、目的や存在意義が曖昧であるがゆえにうまく行かず、データの生成・取得を停止したり、停止後に廃棄にも至らず放置されたりなど、「埋もれたデータ」になっているケースも数多く見られます。

クニエでは、データマネタイゼーションを「データを活用し、新しい提供価値および収益源を創出する取り組み」として定義しており、データの蓄積・保有がさらに加速する今後のビジネス環境において、必要性・重要性がともに増していくものと考えています。

データマネタイゼーションを推進するうえで、必要となる観点はさまざまありますが、これまでのデータマネタイゼーションに関する書籍の多くは海外のもので、日本ではまだあまり出版されていません。そのため、企業や組織ではデータマネタイゼーションをミッションとする部署や担当者が年々増える一方で、「何から着手すればよいかわからない」「どのように進めればよいか考えられない」など、困っている方が多く存在しています。

そこで本書は、データマネタイゼーションの取り組みに困っている方を対象に、“教科書”として日々使える書籍を目指しました。業務高度化・効率化などのデータ活用の観点も取り入れたうえで、企画検討から、検証、準備、導入、運用まで、役立つ情報を、できるだけ平易な表現で紹介しています。また、データを基軸に、データマネタイゼーションの潮流から今後の動向、先進的な企業事例も解説しています。

 

【書籍情報】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■概要
書名:     データマネタイゼーション -企業の情報資産で稼ぐための教科書-
価格:     2,420円(税込)
ISBN:    9784296119899
発行日:    2024年11月11日(11月7日より全国書店・Web書店にて順次発売)
著者名:    日本経済新聞社 三木朋和、 株式会社クニエ 天野秀俊
発行元:    日経BP 日本経済新聞出版
ページ数:176ページ
判型:         A5

 

■目次
第1章 データマネタイゼーションの実像

第1節 データマネタイゼーションとは何か
第2節 主な事例と「3つの観点」
第3節 これまでの歩み
第4節 データマネタイゼーション拡大の背景

第2章 データマネタイゼーションの点検

第1節 社内にはどんなデータがあるのか
第2節 データからインテリジェンスへ
第3節 データ活用サイクル「PDAC」
第4節 データマネタイゼーションに取り組む意義
コラム 新規事業の起点をどこに置くか

第3章 データマネタイゼーションはいろいろ

第1節 既存事業の延長か、新規事業か
第2節 新規事業としてのデータマネタイゼーション
コラム データ分析のマネタイゼーション
第3節 データやインサイト、アクションを提供

第4章 データマネタイゼーションを成功に導く

第1節 マネタイズ虎の巻「見えてきた勝ちパターン」
コラム 「モバイル空間統計」 導入奮闘記

第5章 方法論としてのデータマネタイゼーション

第1節 5段階で進めるデータマネタイゼーション
第2節 (アイデア抽出フェーズ)アイデアをリストアップ
第3節 (検証フェーズ)実現可能性を精査
第4節 (事業計画フェーズ)責任者向けの判断材料を提供
第5節 (準備・リリースフェーズ)最終段階を経て本番化
第6節 (グロースフェーズ)リリース後も継続的に改良

 

■著者
三木朋和
日本経済新聞社 情報サービスユニット 上席担当部長
早稲田大学理工学部卒。1994年日本経済新聞社入社後、約30年間にわたり一貫してデータに関わる。データバンク局、証券部(記者・デスク)で企業財務や証券市場の取材・データ分析を担当。2019年4月に開始したデータジャーナリズムの連載「チャートは語る」を企画。2021年データ報道グループ長。2023 年から情報サービスユニット上席担当部長としてデータビジネスを担当

天野秀俊
株式会社クニエ 新規事業戦略チーム シニアマネージャ
早稲田大学大学院理工学研究科卒。外資系コンサルティングファームへ入社し、製造業のサプライチェーンマネジメントを主軸とした数々のDXコンサルティングに従事。 2009年よりクニエにて、通信・製造/流通・ヘルスケア・農業・教育等のさまざまな業界における新規ビジネス企画に従事。 2021 年にデータマネタイゼーション専門部隊を立ち上げ、コンサルティングサービスの提供、講演を多数実施

和田真洋
株式会社クニエ 新規事業戦略チーム シニアコンサルタント
慶応義塾大学大学院経営管理研究科修了。専門コンサルを経て2019年にクニエ入社。IT、通信、金融等、さまざまな業界の新規事業を支援

榛澤響
株式会社クニエ 新規事業戦略チーム シニアコンサルタント
慶応義塾大学商学部卒。2021年にクニエに新卒入社。通信・製造・物流等さまざまな業界における新規事業企画、事業化に向けた検討を支援

 

【関連情報】
■データマネタイゼーション企画推進コンサルティング
https://www.qunie.com/service/management-strategy/data-monetization/

■データマネタイゼーション・アイデア抽出サービス
https://www.qunie.com/service/management-strategy/idea-extraction/

■プロジェクト実績:デジタコデータを活用した事業アイデア探索プロジェクト
https://www.qunie.com/service/management-strategy/digitacho_idea-explore/

 

*本文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社クニエ 新規事業戦略チーム
Tel: 03-3517-2292(代表)

 

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