2024.07.05
エンベデッド・インシュアランスの動向と展望
保険会社はどう活用するべきか
個人分野の損害保険は、業界を取り巻くさまざまな環境変化によりそのトレンドが大きく変化しています。そして主要とされてきた自動車保険や火災保険は、今後マーケットの縮小や収益性の低下が予想されています。
一方、傷害・新種保険はまだ規模は小さいものの近年大きく成長しており、「モノ」消費から「コト」消費、デジタル化・多様化といったトレンドにあわせて、今後も継続的なマーケット拡大が期待されます。しかし傷害・新種保険には、システム化が進んでおらず収益性が低い、といった課題もあります。そこでキーとなるのが、“エンベデッド・インシュアランス”です。
この動画では、近年注目されているエンベデッド・インシュアランスの動向を整理し、今後の進展の方向性の1つとして「ジャーニーフィット型エンベデッド・インシュアランス」を提示。さらに、トレンドが大きく変化する中で今後保険会社が担い得る役割について、クニエ・金融領域のコンサルタントが提言します。
【チャプター】
01:31 個人分野の損害保険業界の動向と展望 今後の成長ドライバーは傷害・新種保険
04:50 エンベデッド・インシュアランスの動向 傷害・新種保険の拡大に不可欠なエンベデッド・インシュアランスの現状を整理
08:23 エンベデッド・インシュアランスの進展の方向性 エンベデッド・インシュアランスでカスタマージャーニーを包括的にカバー
11:28 保険会社が担う役割 リスクを起点にサービスを束ねてエコシステムを構築