Service
データマネタイゼーション・アイデア抽出サービス
~企業の保有データから新規ビジネスの可能性を一覧化・評価~
Overview
データマネタイゼーションとは「保有するデータを活用して、新しい提供価値および収益源を創出すること」です。
近年のIoTをはじめとするネットワークやデジタルデバイスの高度化により、事業主体である企業が膨大なデータを取得・蓄積できるようになったことを背景に、世界中で注目を集めています。
日本においても注目を集めており、様々な業界で組織が設立され、取り組みがはじまっています。しかし、データマネタイゼーションは簡単ではなく、取り組みの末に事業化まで辿り着く企業は多くはありません。
クニエの新規事業戦略チームでは、データマネタイゼーションの実現の際に、よくある躓きのポイントの解消を目的とした、アイデア抽出フェーズに焦点を当てた新しいサービスの提供を行います。
特長1
データマネタイゼーションに取り組む際に、”よくある”躓きのポイント
日本においてもデータマネタイゼーションに取り組む企業は年々増加しています。しかし、データマネタイゼーションに取り組む半数以上の企業では、実際に取り組みを行うも事業化まで辿りついていない状況です。
クニエが2022年9月に実施した調査では、実際に事業化まで至ったのは35%程でした。
※実態調査の詳しい内容こちら
これら実現の難しさの背景には、3つの躓きのポイントがあります。
①発想が”思いつき”頼りになっている
新しい収益源の創出を目指すため、検討の初期フェーズではビジネスアイデアのアイディエーションを行います。アイディエーションのプロセスがなく、網羅性のない、担当者の思い付き頼りの状況になっているケースが見られます。
②顧客企業のニーズがわからない
既存事業とは異なる新しい業界へ新規参入するケースも多くあります。その際、参入業界に馴染みがないため、ターゲット顧客の課題やニーズの把握が十分にできていない、わからないままの状態で検討を進めているケースが見られます。
③「いいね!」とは言われるが、そこから先に進まない
アイディエーションのプロセスと、顧客課題をもとにビジネスアイデアを企画するものの、そこから上手く検討が進まないケースもあります。特に「ポテンシャル顧客への壁打ちでは反応は良いが、そこから先に進まない」といったビジネスアイデアの検証および評価・選定で躓いているケースが見られます。
特長4
ご支援のフレーム
「データアセットの整理」「アイデア創出」「評価・選定」の側面から、事業化をご支援します。
データアセットの整理では、保有するデータ項目を整理し、それぞれのデータが持つ価値を整理します。続くアイデア創出では、既存事業のバリューチェーンやステークホルダー等の観点からターゲットとなる顧客を網羅的に洗い出し、主要業務やKSFを整理します。これらをデータが持つ価値と掛け合わせることで、データマネタイゼーションのビジネスアイデアをプロセスから創出します。創出したアイデアは、評価を軸を以て選定し、概略企画の作成を行います。
保有データの整理から、データの価値を定義し、考えられうるアイデアを挙げ切り、簡易的な評価を基に有望アイデアを絞り込みます。
特長5
新サービス概要
クニエの新規事業戦略チームでは、豊富なコンサルティング実績を基に、アイデア抽出フェーズに対するコンサルティングサービスを提供します。またこの他にもデータマネタイゼーション事業の事業化検討からリリース後の事業成長まで、一気通貫のコンサルティングサービスも提供しています。
※データマネタイゼーション企画推進コンサルティングの詳しい内容はこちら